2007年 06月 01日
キミは無駄死にではないんだよ・・・
シャンシャンは2001年8月に四川省の臥龍パンダ保護研究センターで生まれた5歳の雄パンダ。
2003年7月から約3年間に渡って段階的に野生化訓練を受けて、2006年4月28日、野外で生存できる能力が備わったと判断され、野生に返されることとなり、パンダ保護研究センターから10kmほど離れた場所にGPS首輪をつけて放された。同地区には4頭の野生パンダが生息している。
今年2月19日、シャンシャンが雪の中で死んでいるのが発見された。野生パンダと食物の奪い合いか縄張り争いをした際に、高い場所からすべり落ちて死んだものと見られている。
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シャンシャンが生まれてから半年間のレポの番組を録画してあるのですが、子供の頃から独立心が強くて、双子の弟の方ばかり母パンダに可愛がられていました。独立心が強すぎて、母パンダにするとあまり興味が湧かなかった、なんとなく幸薄げな子でした。。
去年の12月に、シャンシャンは大怪我をして一度センターに保護されました。でも怪我が癒えたのでまた野生に戻されたんですね。
そして今回の死のニュース。人工飼育されたパンダが野生に戻ることの難しさが浮き彫りにされましたが、逆に、野生のパンダが縄張り争いをするほど脅威を感じさえるほど逞しくなったシャンシャンだったとも思えます。
今でこそ、赤ちゃんパンダの成長率が著しく高くなった臥龍パンダセンターですが、ここに来るまでの間、沢山の赤ちゃんパンダの尊い犠牲があったと番組内でチラッと触れていました。だから今回のシャンシャンの死は、悲しいことではあるけれど、何らかの形で今後に活かされていくと思います。
by mydreams_andy
| 2007-06-01 23:21
| Panda
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