木曜はナイトマーケットの日

この日は、木曜日でした。ロトルアでは、毎週木曜日の夜、ツタネカイ・ストリートがナイト・マーケット（夜市）に変わります。

道路を封鎖して、個人やお店の屋台が所狭しと並んでいるところに、更に輪をかけて沢山の地元や近隣の人の他に観光客も押しかけます。

私が行ったツアーでは、この日の夜は自由食。夕食が組まれていなかったのですが、ナイト・マーケットが開かれるから元々組まれていなかったようです。

希望者は、ツアコンさんとロビーで待ち合わせて、ナイト・マーケットを見ながら一番近いスーパーマーケットまで買い物に行きますとの案内がありましたけど、帰りのバスの中から見て、スーパーまでの距離がかなりあったこと、せっかくの自由行動の日なのに、へそ曲がりの私としては自由を満喫しないってことはありません。

ということで、暖かいロトルアに戻って来たので、タイツやら防寒のために色々と着込んでいましたが、脱いで身軽になってから外出しました。


ここから、ナイト・マーケットが始まります。
この通りの両側は広い歩道と店舗がありますけど、お店は殆ど開店休業状態です(笑)





実は、この先で数枚写真を撮ったのですが、夜で人が沢山なので落ち着いてカメラを構えられず、ブレブレでした。とてもじゃないけどアップ出来る代物ではなかったので、残念ですが、賑わいをお見せすることは出来ませんでした。

しかし・・・ともかく屋台がびっしりで、通路も屋台に並んでいる人や、食べながら歩いている人で、大混雑。
日本の盆踊りや花火大会の屋台の混み具合と同じです。

ただし、食べ物に関しては、バラエティに富んでいました。

NZ料理や、中華、トルコ料理、日本食（と言ってもお好み焼きと、たこ焼きと串揚げ）、韓国料理、スペイン料理（パエリア）、クレープなどのお菓子、じゃがいものフライ等、どれにしようかホントに悩みました(笑)

物凄く大きな蒸籠で、中華まんを蒸かして、その後焼き目を付けて売っていました。勿論凄い行列。
パエリアも1mくらいある鍋で作ってました。
ケバブも人気でしたねぇ。ラム肉料理がNZの名物ですので、納得。
これ、食べたかったのですけど、行列が30mくらい続いていたのと、子供ばかりで・・・いい年の大人の私が並ぶと目立つし、時間もかかるのでパス。
道の真ん中にあったテーブルで食事を食べていたら、こんなのを持った人たちが現れました。
たこ焼きも・・・
定番のクレープ屋さんは、女の子の人気絶大、世界中どこでも。私は、2巡して、やっぱり・・・いい匂いにつられてポークローストのお店に。
このオバサンのオリジナルレシピのタレに漬けこんだ豚肉を焼いて、それを焼いたパンとサラダと一緒に器に入れて売ってます。

チキンやビーフもありましたけど、見ていると人気はポークなので私もポークに。
ジュウジュウ。そして・・・こんがり。
一見雑なようにも見えましたけど、焼きすぎたパンはすぐに捨てたりと、叔母さんならではの拘りも・・・

蜂蜜をブレンドしたソースが美味しかったです。
２０分くらい待ったかなぁ？

道路の途中にあったテーブルが1人分開いていたので、そこで食べて来ました。
いろんな人たちが色んな食べ物を買って来て食べていました。
他の人のを見て食べたくもなりましたが、なんせこのボリュームなのでお腹パンパン。

それでも、どうしても気になったカップケーキだけは買って来ました。
見た目ほど甘くはないのですが、カップケーキのスポンジ部分が日本のほどふわふわではなく、ずっしりと詰まっていて、かなりボリュームが・・・
NZの凄いところは、こんな屋台ばかりでも、クレジットカードが使えるところです。
え～大丈夫なの？って思えるほどでしたけど、それが普通みたいでした。
私はキャッシュがあったので、残ってはつまらないので、キャッシュで支払いましたけどね。

それと、テーブルのそばにはゴミ箱があったのですが、ゴミ箱がいっぱいになると、すぐに係のおじさんたちがやって来てゴミを回収して、掃除してました。

なので、全然ゴミが散らかって汚いってことがなかったです。

更に、治安の良いNZ、普通ならばナイト・マーケットで観光客と一目で判る人間がウロウロしていると格好のスリの対象ですけど、全然怖いとかって感じもなく、不審者も全く見当たりませんでしたね。ドラッグやってますって感じの人も見かけなかったし・・・。

夕食を済ませて、道路脇のお店で飲み物を買って出たら、ツアーの皆さんとばったり。私がナイト・マーケットで一人で夕食を済ませたと聞いて驚いてる人も・・・「怖くなかったの？」って。

あとで聞くと、買い出しに来た人は他にもいたようですけど、そこで食べて帰ったのは私だけだったようでした。


部屋に帰って、お風呂入ってカップーケーキを夜中に食べて・・・お腹いっぱいの夜を過ごしました(笑)

翌日は大本命のあの場所へ！