蘭、カットモデルになる

26日は、蘭は、モデルになりました(笑)

「蘭ちゃんをカットモデルとして貸してください」
そう言われたのは、夏前のこと。

いつも蘭のトリミングを指名してお願いしているトリマーさんが「全国トリミング家庭犬訓練競技会」のデザインカットコンテストに蘭と一緒に参加したいので、カットモデルとして貸して欲しいとの依頼でした。

「え~!おとなしくトリミングさせているとは聞いているけど、蘭で大丈夫なの?」と母と私が言うと「蘭ちゃんなら大丈夫です」ってことだったので、まぁ、望まれているうちが花かなと思い、思い切って了解しました。

プードルの蘭は、4カ月を過ぎてからは、30~40日の間隔で、トリミングをしています。プードルは基本、毛が抜けないので、小まめなブラッシングと、定期的にお手入れを必要とする犬種なのです。ハッキリ言うと、非常にお金のかかる犬なのです。特に蘭は、今流行の、トイ・プードルでなく、その原種であるスタンダード・プードルなので、身体が大きいのでその分トリミング代も高くなります。大体トイプードルの倍以上。
もっとも・・・その点は最初から判っていて飼い始めたので、なんとも思ってはいませんが・・・(代わりに?父が1000円カットに行ってますが、1年分より、蘭の1回の方が高額です)。

話がややズレましたが、最初の2回ほどは違うトリマーさんが担当していましたが、3回目から(だったと思う)今のSさんになりました。だから、もう5年以上のお付き合い。鋏やバリカンを使いますので、犬の方も心を許していないと、おとなしくトリミングはさせないですからね。特に神経質な蘭は、その点難しい子です。でも、Sさん大好きな蘭は、毎回挨拶の顔を舐めてからトリミングの部屋に入って行くほどなので、私達も安心してお願いできる人なのです。


さて、参加させることとなったからには、毛を伸ばさなくてはなりません。蘭の場合、年末に翌年のトリミングスケジュールを渡して予約をしておくのですが、その予定を大幅に変更。ちょっと可哀想だけど、梅雨のころから夏場にかけて毛を伸ばしていました。

コンテストに参加する犬は、1か月以上トリミングをしていないこと、競技時間は2時間で、ドライヤーは使用不可、鋏とバリカンのみが条件となっていますので、ギリギリ1か月ちょっと前に最終のトリミングをしました。その際、おおまかなイメージのカットが出来ていました。

それでも・・・私達は、文字が浮かび上がるのは判っていましたが、なんせ毛の色が黒なので「??」気味でしたが・・・。

前日に自宅でシャンプー&ドライ。これは日常のお手入れの範囲なので済ませておきました。

そして、いよいよ、当日。
いつものように、5時半に起きて、父と短めの散歩。私は休みを取って蘭を送迎するのですが、いつもは6時に起きますが、私も5時半に起床。身支度を済ませ、散歩から帰ってきた蘭を全身、コームを使って毛を梳りました。プードルの毛はふわふわなので毛玉になりやすいため、少しでも競技の邪魔にならないようにとの思いからでした。
普段からやっていることなので、ややいつもより時間が長めでしたが、おとなしく梳らせていました。

8時に開場の東京武道館前で待ち合わせだったのですが、平日の朝なので渋滞に巻き込まれる可能性もあり、早めの7時過ぎに自宅を出発しました。渋滞が酷い環七を通らずに、突っ切るようにやや回り道をして行きましたので、30分ほどで到着。お陰で一番近いコインパーキングに停める事が出来ました。
蘭は車に乗っていればご機嫌なので、待つのもへっちゃら。

8時少し前にトリマーのSさんと助手のMさんと合流。駐車場で予め爪をカットしてから会場へ向かいました。

私と母は、一旦帰宅。10時半頃競技が始まるので、その頃に会場へ入る予定でした。父も乗せ、再び会場へ。道路は渋滞も解消していて20分で到着。

中へ入るともう始まっていました。正面には横断幕。
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Mさんとも合流して、蘭が気が付かない距離で、尚且つ競技中の様子が見えるようにと、少し離れて人影から見始めました。
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高倍率の望遠で撮影したので、気がつかれずに済みました。万が一気がついて台から降りちゃったら困りますのでね。
「お~やっとる、やっとる。おとなしくさせてるね~。もう腰の部分はカラーリングしてあるね」などと小声で言いながら見ていました。
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途中から2階の観客席へ移動して、座って見ていました。

会場では、いわゆるプードルカットの「トリミング部門」と蘭の参加している「デザインカット部門」の合わせて93頭もの犬が居ました。
それだけの沢山の犬は蘭は見たことがないので、ビビってしまうんじゃないかと心配していましたが、気心の知れたSさんがいたので、安心していたようです。

途中10分の休憩を挟んで、後半に突入。仕上げの鋏でカットしています。
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テーマは「ハロウィン」とのことで、帽子の小道具は手作り。
外の駐車場で仮に着けてみた時は、ぶるぶるしてすぐに外してしまったのですが(なんせ普段から何も着せないので)、いざ本番となったら、ちゃんと判っていたようで、閉会式が終わるまでは着けていました(偉いね~!)
全体の様子をチェックするSさん
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終わったよ~
星と背中のこんもりしている部分は、にゃんこ。腰には「HAPPY HALLOWEEN」の文字がカラーリングで浮かび上がっていました。
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デザインカット部門のワンコは、表彰前にパレードがあるので、そちらに向かう蘭。
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1周後は、台の上で待機。すると、なんとか文字が見れた時があったのでパチリ。
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文字を入れられるのは、大型犬ならではのこと。参加犬で大型犬は蘭のみ。あとは、トイプードルがメインでしたね。だから扱いも片手でヒョイと出来ますが、蘭の場合は両手で「「よいしょ」です(^^;

残念ながら賞は貰えませんでしたが、なんせトリマーさんも蘭も初めての参加でしたしね。でも、その割には落ち着いていたかな?って感じです。今後の課題も見つかったようですし、お互いにいい経験となったんじゃないかと・・・。

私達飼い主家族も、トリミングってああいう風にするんだ~とか、如何に蘭がおとなしく良い子かを実感しましたね。と言うのは、参加犬のほとんどが、トリミングスクールで飼われている犬だったり、トリマーさんの家の犬が殆どだったようで、我が家のような一般家庭の犬は少なかったようでした。

それにしても、あれだけの数いるのに「ワンワン」吠えるコはおらず、凄いな~って思いましたね。(偉いぞ、蘭)

16時に表彰式・閉会式が終わったので、蘭と帰宅。
カラーリングもお湯で落ちるとのことなので、シャンプーをとの申し出があったのですが、疲れているだろうから早く帰った方がいいかも?ということで、我が家で落とすことにしました。(帰宅後、水なしシャンプーとお湯を湿らせたタオルで落ちました)

車の中で蘭はやっと水を飲む気になったらしく、沢山飲んで、ご褒美に大好きな黒飴を貰って食べていました。

帰宅後は、また大量の水を飲んでから爆睡。

暫くして夕方の散歩。ご飯はモリモリ。

人間も蘭も長い一日で疲れていたので、みんなで9時過ぎには就寝。爆睡しました。

記念に貰った帽子。
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お互いに色んな意味で勉強になった1日でした。参加させてよかったと思います。
Commented by tomo@イタろじ at 2016-10-27 23:21 x
貴重な経験が出来て良かったね。蘭ちゃん、お利口さん🎵
Commented by micio at 2016-10-29 21:53 x
モデルデビューおめでとう!!
「蘭ウェイ」歩いたね(笑)
Commented by mydreams_andy at 2016-10-30 19:40
>tomo@イタろじちゃん
飼い主の方も貴重な体験だったね。まずは、蘭を「いい子だったね~」って褒めたよ←親バカ。
Commented by mydreams_andy at 2016-10-30 19:41
>micioちゃん
「蘭ウェイ」、確かに~(笑)
by mydreams_andy | 2016-10-27 23:08 | スタンプーの蘭 | Comments(4)