2006年 06月 25日
ついに・・・
4大大会のサーフェスが全て異なるものに変わってから、その全てを制覇したのは彼しか、まだ居ません。
今はこんな風ですが(失礼!)、デビュー当時の彼はロングへアで、ウエアのパンツはジーパン。あまりにもカジュアルすぎて様々な批判がありました。でも似合っていましたねぇ。白いウエアしか認められていないウィンブルドンではどうするのか?って話題にも上りましたけど、きちっと白のウエアで登場しました。95年の秋にウィンブルドンのテニス博物館に行ったとき、彼のそんな格好の写真が絵葉書として売られていたのが記憶にあります。
一時はランキングも物凄く落ちたのですが、その後の見事な復活にはホント喝采を送りました。今でも全豪OPENの優勝後の泣き顔が忘れられません。
若い頃はかなりむちゃくちゃな生活もしていたようですが、途中から身体のケアもかなり気を使い、人間としても他の選手たちから模範となるような存在となりました。また、チャリティ活動もかなり熱心で、彼の名前のついた大学もあります。
私生活ではブルック・シールズとの破局後、ドイツのシュテフィ・グラフ選手と再婚して、今は2児のパパで、幸せそうです(ただしグラフの尻に敷かれているようですが?)
彼のプレイが今年いっぱいしか見れないと言うのは、とても寂しい限りですが、少しユックリして欲しいとも思う、複雑なファンの心理です。