買い物後は、時折、スコールが戻ってきていましたが、バスでヤンゴン市内の観光。スーレー・パゴダとか、イギリス統治下時代の建物などを車窓から見て回りました。写真タイムもありましたが。雨交じりの中、外で写したいという人は誰もおらず・・・
そして、事実上、最後の観光場所であるチャウッターヂー・パゴダに向いました。
ここにあるのは、高さ17m、長さ66mのミャンマー国内最大級の寝釈迦仏です。その足の裏には、仏教の説く宇宙の図や、釈迦の一生の絵が描いてありました。
ところで・・・恥ずかしながら、今回の旅で勉強になったのが、「寝釈迦仏」と「涅槃仏」の違いです。
「寝釈迦仏」は、お釈迦様が横になって休んでいらっしゃる状態のことで、「涅槃仏」は、お亡くなりになった状態のことです。
見た目も、「寝釈迦仏」は、眼が開いていて、足も不揃いで、足の裏には108個の煩悩が描かれています。「涅槃仏」は、眼は閉じられていて、足も揃っています。また、煩悩も消え去っています。
途中、ヤンゴン市内は雨が排水しきれなくて、川のようになった道路もありました。
バスが、チャウッターヂー・パゴダに着く寸前に、またもやスコール。バスに備え付けの大きな傘を借りてパゴダへと小走りで向かいました。
中へ入ると・・・
大きい!
そして、こちらは、後光は無いけど、電飾でピカピカ。。。

お顔は、ハッキリ、くっきり系で、お化粧?もばっちり。

衣は、黄金です。ドレープが素敵。

こちらが、創設者(お金を出した人)です。1907年とのことですから、比較的新しいです(なんせバガンとかヤンゴンの他のパゴダは数百年は経ってるので)。

足の方へ向かっている途中で・・・大体、膝下あたりかな?

やっと、足の裏の方へ来ました。柵があって見づらいですが・・・

ほら!足がずれてるでしょ?

見晴らし台が作られているので、そこに上がって見ると、こんな感じ。
壮観です!

こちらは、足の裏の絵の説明ですが、丸で囲んだ絵は、お釈迦様が世界を制覇すると言う意味の絵だとか・・・。確かに教えの仏教は世界中に広まっていますからね。

そして、お釈迦様の一生が描かれていました。右下は涅槃図。お亡くなりになったところです。

こちらで、丸で囲んであるのは、誕生の際のエピソード。「天上天下唯我独尊」とおっしゃりながら、天と地を指さしています。

さて、足の裏から、背中の方を通って戻ります。

私の好きな、うなじ。この角度だと、男性っぽい感じ。

この角度は、色っぽいです。。

真横から・・・

この角度からの、お顔は憂いに満ちています。

眼のアップ。睫毛が長い!でも、それよりもやはり憂いを帯びた目つきです。

こちらからだと、憂いを帯びて、唇を噛んで考え事をしているようにも見えます。
さて、こちらは、頭の方にいらした仏様達。LEDで賑やかに光っております。

LEDは、内側から外側へと段々光るのが増えていくのです。

こちらは、寝釈迦仏。

一斉にピカピカ~!

こちらも寝釈迦仏ですが、前のとは異なります。見分けるポイントは、腕の下の枕?が違いますよ。
さて、これで、ミャンマーのパゴダ巡りは、おしまいです。
あっと言う間だったなぁ~。どれも凄いの一言になっちゃうけど・・・。そしてお参りしている人がなんて多いことか。。。ホントに熱心な仏教徒ばかりなんだなと。。。皆さん、敬虔な仏教徒だから、寺院では靴を脱がなくてはならないけど、誰も盗もうとする人なんて皆無だし・・・。
そして、お金のある人は、他人の子供にも出資して出家させるし・・・(まぁ、それも自分の徳を積むためなんですけどね、でも、なかなか出来ないことだし)
私はまだまだ煩悩の塊だな~と思いつつ、バスの中へ。
続く・・・