バガン その3
2016年 08月 02日
パゴダの周りは、東西南北、どこから見ても同じ感じです。

階段があります。パゴダの中へ入る為のものかしらね?お坊さんなら入れるのかなぁ?

パゴダの上の部分をアップで。金色で、眩い限りです。

パゴダの四隅には狛犬みたいな守護獣がいます。

周りの拝殿らしき建物にも・・・隅を守る守護が・・・。

これは、日本で言うと、手水鉢みたいなものかしら?ある一方向からは、パゴダが水鏡に写るのです。計算され尽くして作られていますね。

あちらも拝殿です。中には仏様の像が祀られていて、人々が拝んだりしています。(が・・・結構中で涼んでいる人も多い)

上の写真の拝殿とパゴダの間の通路でちょっと写真タイムと休憩。

ここにも、パゴダの前に水の溜まった穴?みたいのがあったのですが、ここにもパゴダが写り込むそうで・・・。
男の子が1人、前で頑張っていて、「カメラを渡すように」とのこと。慣れない人が写すと写らないそうで、この男の子は慣れた様子で順々にシャッターを押していました。
私も渡すと・・・
まず普通に写したのが、これ。

しっかり角度とピントを合わせたものはこちら。こういう風に写り込むように作ったのも凄いけど、男の子の写真の技術も凄いかなと。

ここでは、なんだか、竹に挟んだものを渡されます(ただし、有料です)。

中身は金箔。この一帯だけが、女性も金箔を貼っても良いみたいです。

ということで、私も功徳を積もうと?貼って来ました。シャッターを押したのは、金箔売りのオバサン。この人も構図もピントもなかなか上手に写してました。
そうそう、右端の男の子が、水面に写るパゴダを写した子です。普通の子でしょ?(笑)

更に仏像にも・・・両目と額と頬と・・・どんどん押し売りしてくるので、途中で止めるのが大変(苦笑)

白いお花も勝手に腕にかけてお金を請求してくるので「1つだけ」ときっぱり。甘い顔するとキリがないですからね。(もっとも金箔売りのオバサンも花売りの女の子もみんな仲間みたいで、お金を分け合っていたとか・・・)
ともかく、ちゃんと貼って来ました。

あの世で少しは救われるかな?って気持ちで、なんとなく嬉しいような・・・←単純。

拝殿は、どれも同じような感じですが、天井まで金。

仏様
バガンの仏像は、地味め。。。

お花がお供えしてあります。

衣が、マントみたいですね。

これは、守護獣なのか?花が沢山で、判りません(^^;

拝殿の彫刻。

この彫刻も仏教の教えを彫ったものです。

お水がお供えしてありました。でもペットボトルなので味気ない・・・

別の大きな建物では、得度式の一環で、歌手が呼ばれて歌を歌ったり(ちなみに歌ってるグループは有名らしい)、竪琴などをはじめとする楽器の演奏が・・・。
得度式って言うと、厳かなイメージを受けますけど、お祭り騒ぎみたいです。

みんな、スマホで写真撮ってました。ミャンマーもスマホが凄いです。お坊さんまでスマホでしたし・・・。
ここに来て、ミャンマーの仏教に対する信心の多様性を見たような気がします。
一生に1度は出家して、お坊さんと同じ生活を送って、徳を積む面。
その出家をする儀式をお祭り化させて楽しむ面。
お金持ちは貧しい人を助けて徳を積むと言う面。
貧しくても裕福でも托鉢のお坊さんには、施しをする面。
脇目も振らずに一心不乱にお祈りする面。
まぁ、厳粛さだけでは、一般庶民にはつまらないものだし、ある程度の娯楽と言うか贅沢と言うか、そういう面も必要なものでもあるし。。。
うまく言えないけど、いろんな面をひっくるめて、包む込むようなのがミャンマーの仏教なんじゃないかと・・・。
おまけ
拝殿に居た女の子。なんだかこの素朴な、無邪気さがいいなぁと・・・。タナカを顔に塗られています。

次の寺院へと、まだまだ、観光は続く・・・

