本格的な観光2日目の目玉は・・・やっぱり、
アンテロープ・キャニオンかしらね。。。
砂埃の舞う中を縦横ななめと、派手に揺れる車での移動とのことで、お昼の巨大なハンバーガーは勿体ないけど途中で食べるのを止めてしまいました。気持ち悪くなったら観光どころじゃありませんものね。
まして・・・アンテロープ・キャニオンには、トイレがないのです。
ハッキリ言いますと、地面の下と言うか、岩の中に潜り込む感じです。
そこは今でも鉄砲水が流れるために、都度、内部の様子が変わっているそうで、ポツリとでも雨が降ったら鉄砲水の危険性があるため内部へは一切入れなくなってしまうのです。現に・・・過去に内部で鉄砲水に遭い亡くなった方も。。。と言うことで、ナバホのガイドさんがグループ毎に引き連れての案内になります。万が一何かが起きそうな時は間違いなく逃げられるようにとのことで、勝手な行動は控えるようにとの注意がありました。
まさかね~・・・砂漠で溺れ死ぬなんて、どう考えても考えられないのですけど、この場所だけはあり得る場所ですからねぇ。アッパーとロウアーと見所は2か所あるのですが、時間的に考えるとロウアーに行くのかな?
ビジターセンター?から、4駆に乗って・・・窓は無く、トラックの荷台に外側向いて席が作られたって言えば、判るかしら?シートベルトは一応付いていますが、2人一緒なので、意味ない感じ。砂埃対策としてウィンドブレーカー着て帽子も被ったけど、ホントは着たくない。でも、ホテルにすぐ到着なわけじゃないから、ベトベト、ザラザラは避けたいし・・・我慢じゃ~
最初は舗装道路だったけど、アンテロープ・キャニオンの敷地内に入ると、そこは砂地。アッパーの脇を通り抜け、スピードめいっぱい(おそらくそうでないと砂でスタックする)出して一路ロウアーへ。
ここはすでにアンテロープ・キャニオンの一角です。

こんな砂地を突っ走るのですよ。

グループ毎に集まっての入場なんで、入口の写真はまた後で。
と言うことで・・・眩しすぎるほどの日射しの中から、岩の渓谷の中へ・・・。
岩の中の通路は、ヨルダンのペトラ遺跡で経験したけど、あれよりももっと狭いので圧迫感が・・・閉所恐怖症の人は無理かも?
内部は、足元の砂が舞い上がっているため、モニュメント・バレーに行く前にカメラがダメになるのは悲しいので、ビクトリアの滝用に購入した完全防水・防塵の小さなカメラのみの撮影にしました。
まずは、入ってすぐの、まだ明るい部分ですが・・・
太陽の光と、赤い岩が織りなす、この神秘的な光景。

鉄砲水によって抉り取られた、筋状の模様の天然の岩。

内部の暗さに目が慣れてくると・・・


頭の上まで岩に覆われている・・・

僅かな隙間から差し込む日射し

絶妙のグラデーション

思わず息を呑む光景ばかり・・・


これは、どこをどうやったらこうなったのか今でも不思議な写真。

光の加減で、ハートに見えるとか・・・


太陽の光が、これほどに神々しく見えるなんて・・・


途中からは、所々現地のナバホのガイドさんにカメラを渡して写して貰いました。彼らはどのポイントからどういうアングルで写真を撮れば一番良いのか熟知していますからねぇ。
写真には写っていませんが、これらはほぼ上を向いているものばかりです。
この素晴らしい光景の下には・・・我々人間が狭い通路の中を押し合いへし合い?、ウジャウジャと・・・。
その2へ続く・・・