レイクパウエルを見学後、同じくコロラド川沿いにある絶景ポイントの、ホースシューベンドへ。
ここは、馬の蹄鉄のように川がUの字状になっている場所です。
バスは、一見何もない岡の下で止まりました。砂地で足元が不確かな岡を登りきると、見えた景色がこれ。
一見、何にもないように見えるのです。
しかし・・・更に進むと、大地に割れ目が見えてきました。矢印の辺りです。

そしてその先には・・・白い点のように人が見えています。

でも、ちょっと角度を変えて見渡すと、やっぱり何もないように見えます。遠くにはまっ平らな岩山があります。
先ほどの白い点のように見えた人達が居た場所に辿り着いてみると・・・
立った状態での撮影はこれが限界。当然ながら、柵もないですし。
と言うことで・・・切り立った崖っぷちに腹這いになって、ちょっとずつほふく前進して、目いっぱい腕を伸ばして撮った写真がこちら。
Uの字どころか、視力検査のあの一部分が切れている輪っかのようって感じかな?

頑張ってパンちゃんも覗かせてみる・・・。でも万が一、落っことしたら助けられないので、超ドキドキ。

もう、これが、ホントにギリギリの状態での撮影。崖の端っこのほうが高くなっていて、手前が低くなっていたのでそれだけは幸いだったけど・・・。

蛇行した川は間違いなく繋がっているし・・・

澄んだ水は、青い空と対岸の岩肌を赤く映していました。

反対側の蛇行の始まりのポイントをアップで。水が大層澄んでいるなぁ。
こんなにも穏やかな流れの川が、岩山を侵食してどんどん深い渓谷を作っていったなんて。。。自然の力は偉大だなぁ。凄すぎる・・・。
帰り道は、岡を昇り降りして駐車場へ。途中、絶景ポイントでシャッターを押してもらったイタリア人カップルに追いつき、少しお喋りしながら登り道を頑張ってみました。しかし、あまりの暑さにちょっとへばって、水を飲むために一時休憩。カップルはそのまま先へ。岡を登りきり、駐車場を見下ろす下り坂に差し掛かったら・・・岡の上の東屋にいたイタリア人カップルから「Buon Viaggio!(よい旅を!)」との声が。
先に下っていたと思ったら、途中で休んでいたのね。日陰でよく見えなかったので(なんせ日差しが強すぎて眩しかった)気が付かなかったし、少し遠かったのだけど、向こうが気が付いてくれて。ここ1年ばかりイタリア語を休んでいるので元々イマイチだったのが、益々イマニ?イマサン?くらいになったけど、とりあえず話は通じていたようだし。袖擦りあうも多少の縁ってことで、派手なリアクションで手を振って別れました。
それにしても、木陰がないし、物凄い暑さ。クーラーの効いたバスと言う避難所へ早々に逃げ込み次の目的地へ向かいました。