2013年 08月 08日
ボツワナ チョベ国立公園 その5
カバもゾウもキリンもバッファローもワニも見たので、そろそろ猛獣を・・・ってところなんでしょうかね?
でも・・・こればかりは野生動物が相手ですので、簡単には見れないことです。ライオンは大体3割くらいの確率でしか見ることが出来ないとか・・・更にヒョウになるともっとだろうし・・・でもなぁ~、せっかく来たことだし(←みんなそうだけどね)、もし叶うならライオンを見てみたいなぁって思っていました。
川から少し離れたブッシュのところにゾウの群れが居ました。でも、今まで見た群れとはちょっと動きが止まっていて変です。なにか横たわっている・・・?
ズームで見たら・・・子供のゾウが横たわっていました。
恐らく、衰弱して立ち上がれなくなってしまったのだと思います。餌は豊富にあって、ゾウが増えすぎるような場所なので、もしかしたら病気か、生まれながら弱い子だったのかもしれません。
国立公園内で密猟などもされないようにある程度保護されているとは言え、自然の掟ですので、それに従うしかありません。ゾウ達を刺激しないようにそっとその場を車は離れていきました。
暫く行くと、車はある1本の木の前で停まりました。
見上げると・・・ハゲワシがいました。
ズームで・・・眼光鋭いですね~
ちょっと退いたアングルで・・・こちらをじっと見つめていますね。こうやって見ると、大きいなぁって思えます。1m近くあるんじゃないかなぁ?
鋭い爪と嘴。迫力ありますね~。
「ハゲ」ワシと言う名前ですが、まるっきりの「ハゲ」じゃないですね~(失礼!)ちょびっと生えてます。一見パンチっぽい?でも・・・「渋い」ちょい悪オヤジって感じじゃない?
こちらは、クドゥのオスです。立派な角を持っています。
たてがみが、尻尾のほうまで繋がっていますね。身体の真ん中で毛が逆立っています。
こっち見て欲しいけど・・・食事に夢中です。でも、耳はこっちを向いているので、警戒は怠っていません。
また暫く車はライオンを求めて走り回っていましたが、とある木のそばに1台の車が。それを見たドライバーさんは大急ぎで車をそちらに回しました。
もしかして・・・ライオン??
そう思ったのですが、居たのは1羽の鳥でした。飛び立たないようにあまり近づいてはくれませんので、ズームで頑張って撮影しました。枝が邪魔で顔がよく見えないなぁ~
さらにズームで。高倍率はブレ易いので難しいのですが、なんとか写せました。目もバッチリ!かなり貴重な種類だとか。。名前をその時聞きそびれてしまったので、帰ってきてから色々と調べまくり・・・ようやく名前が判りました。
ニシカンムリコサイチョウです。
その後、車は何にもないところで停止。
なにかなぁ?って思っていたら、ライオンの足跡がありました。
車のタイヤの跡に消されていないのです。まだ新しい??
かなり大きいです。15cmくらいはあったかと・・・。
日が高くなってきたので、暑さを避けてこの辺りのブッシュの下に居るかもしれないので、みんなも乗っている最中はよくブッシュを見て欲しいと言われました(←リップサービス?)。私達の視力じゃ無理なんですけどね~(苦笑)
ブッシュを見たり、頭上を飛んでいる猛禽や羽の色が鮮やかなカワセミを見たり、私的には結構忙しく目を動かしていました。
すると・・・サファリ・カーは、ちょっと開けた場所で停まりました。そこには7~8台の車が集まっていて、国立公園内で唯一安全に?車から降りれる場所だそうです。ここでは、あらかじめ車に積んで用意されていた水やジュース類が配られました。ちょうど喉が渇いていたのでありがたかったです。
地平線の向こうまで草原だよ~!
あの川をず~~っと下っていくとビクトリア・フォールズに行けるんだなぁ~
自分の足で、サバンナを・・・このアフリカの大地を踏みしめているのを、改めて実感。。
感動・・・
ふと見上げると猛禽が飛んでいました。ダメもとで、頑張ってズームで追いかけてみました。
なんとか写せました。猛禽類は飛んでいる姿が美しいですね~
帰国後調べたら、ダルマワシだそうです。尻尾の羽が短くてずんぐりむっくりでダルマっぽいからだとか・・・
でもかっこいいじゃん!
15分ほど、ここで車でしがみついていて固まった身体を伸ばしてほぐし・・・
この後、さらに車の轍跡が凄い砂地をライオン探してかっ飛ばしました。。
そして・・・
続く・・・
「アフリカの大地を踏みしめているんだ~」って実感はサファリで一番強く感じたんだよ~!