2012年 12月 15日
師弟共演
震災の影響で去年の演奏会は中止となり、こうして1年半ほど経って、実演する運びとなりました。
私は絶対音感は持っていませんが、この2人の音の違いは判りました。
技術的にどうこうという問題ではなく、音の出し方、間の取り方が、微妙に違い、師匠のほうが当然ですが深みのある音でした。かたや70歳、こなた22歳。マルコーニ氏の愛弟子を見る眼差しは、厳しい中にも孫を見つめる祖父のようにも見えました。
何年後かに、また生で聞くと、その違いも感じ取れると思います。これから、段々円熟味を増していく一方の三浦君の今後がとても楽しみでもあります。