2008年 04月 05日
桜便り 第五報 地元にて
夜桜を写したので、早朝の桜はどんな表情を見せてくれるのかなぁ?って思って、睡魔を振り払って4時半に起きて、家を出ました。
すぐそばの歩行者用の橋の上から、日の出前のコントラストの鮮やかな東の空を写そうと思ったら、電池切れ。ホンの僅かな時間で表情が変わってしまうので、携帯でとりあえずパンダ編(1枚目の写真)だけは写して、自宅に駆け戻りました。
電池を入れ直して出ると、もう空は違う表情をしていましたので、諦めて桜のある公園の方に向かいました。
地元の小さな公園の対岸にある桜。この木は今年の第一報の桜の花が咲いた木です。木の下は遊歩道(ってか生活道でもある)みたいになってます。
川面に映った桜。こちら岸から、写してみました。
もうすぐ日の出。桜の木の枝がシルエットで。
まだ薄暗い中の桜
大急ぎで、別の橋まで歩いていきました。そこからだと、上手くいけば太陽が昇るシーンが写せるかなぁって思ったのです。そしてその近くには桜のある公園や、遊歩道もあるし・・・。
太陽が顔を出してきました。
あっという間に全部の姿を現しました。
遊歩道の桜も少し表情が変わりましたけど、まだこちら側は角度的に日の光の当たり具合がイマイチです。
朝日を浴びる桜の枝。赤みが強く見えます。
柳の木を逆光から。
足元には可愛らしい野草が咲いていて、日の光が透けています。(バリアングルのカメラはこの点便利です)
川面に映っていた桜の木の下までやってきました。朝日を受ける花。
角度によって、こんな風なシルエットにも・・・
枝の間から日が差し込んでいます。
花びらって全体がピンクじゃなくって、花びらのスジの部分が色が濃いんだなぁって判った写真。よ~く目を凝らして見て下さいね。
日が昇って、空がとてもキレイだったので。
風が吹いて、花びらが枝から離れた瞬間。1枚だけ。判りますか?
(これだけトリミングしてます)
今年はかなり桜を堪能しました。何故か今年は沢山撮りたかったんですよね。日本人のDNAか?それとも単に歳を取ったからなんでしょうかね??
散る花を詠んだ和歌を2つほど・・・
桜散る木のした風は寒からで 空に知られぬ雪ぞ降りける
花びらの雪が舞う様子が目に浮かびますね。
主殿寮(とのもり)の とものみやっこ 心あらば この春ばかり朝清めすな
(主殿寮とは宮中で掃除を司る部署で、そこの官人を「とものみやっこ」と呼びました(殿上人ほど教養はない)。彼らに落下の美しさを愛でているので、掃除をして片付けて欲しくないと呼びかけているのです。)
私は今日は、駒込-巣鴨間の桜並木道を歩いてきました♪散り始めていたけど、大分残っていて、今春最後のお花見を堪能できました♪