一晩経って・・・更に悶々

昨日のブログにも書きましたが・・・「アンジェリク」の出版が延びているそうで・・・一晩経って更に悶々としてきちゃいました(^^;
色んな複雑な背景があって、やっと完全版が出ることになったのに・・・って思うと色々と湧き上がってくる思いがあって。。

一晩経って・・・更に悶々_f0033598_21362545.gifまず・・・過去に出ている日本語版はフランス語→英訳本→日本語訳ってされたもので、英訳も途中までしか出版されてないこと、さらに原作者と出版社の間でトラブルがあって、原作も英訳された時点でかなり削り取られてしまっていたこと、そのトラブルの為に、続きの本の出版も長年出来ずにいたこと、など色んな事情があったのです。トラブルも裁判沙汰になり、原作者のアン・ゴロン女史の主張も通って、なんとか今後の見通しも立ってきたところなんです。そんな時にやっとのことで日本語完全版の出版が実現することになったのです。

それもおにゆりさんという一ファンの男性とブッキングさんのS氏とその奥様の直交渉で、夢の話が実現することになったのです。

一晩経って・・・更に悶々_f0033598_2137354.gif確かに時代考証など、色々と調べながら翻訳しなくてはならないことが多いかもしれませんが・・・「翻訳業」ってお仕事でしょ?だったらある程度の速度で訳してもらわないと・・・(締め切りとかはないのかしら?)

そりゃ~、私達だって、原作のフランス語でサクサク読めりゃ~、なんの問題もありません。しかし・・・悲しいかな、そんな能力も持ち合わせていませんので、翻訳されたものに頼るしかないのです。原作のフランス語版だってそんなに簡単に手に入るものじゃないし・・・

あんなに魅力ある物語でなかったら、こんなにも待ちわびるほどでもなかったのですが。


原作者のアン・ゴロン女史も今年で86歳。彼女も日本での完全翻訳版の出版を喜んでいたのですから、高齢の彼女のためにも、1巻でも多くの出版物を見せてあげたいし・・・イヤ、それだけじゃなくて、私達ファンのためにも早く出て欲しいのです。

そうでなくても長編の話なので、10年くらいはかかってしまうんじゃないかと・・・その間、天変地異がないという保証もないし・・・楽天家の私としては珍しく悲観的になって考えてしまいますが、もしも大地震とかあったら出版などは2の次、3の次だし・・・。

今まで読んできたものしか無かったとしか知らなかった以前では、そんなことも思わずに(不完全燃焼気味な思いを抱えたまま)終わっていましたが、完全なる話があると知った今、愛読者としては完全版を読みたいと思うのはいけないことなのでしょうか?

出版社としては翻訳されない以上は出版・発売できないものですけど、そんなにエンドレスで待てるものなのでしょうか?疑問です。。フランス語翻訳は英語の翻訳者ほど、多くは無いから、挿げ替えられる心配が無いから、筆が進まないのか、どうなのか?って思っちゃいますね~(ちと過激な発言?)

今回の出版に関しては、読者からのリクエストが多かったので、完全版として復刊されることになったはずです。なのに・・・読者はいつまで待てばいいのかしら?完全無視の状態な感じがします(怒)。。。請け負ったからにはキチンと仕事して完了して欲しいです。

書けば書くほど、もっと辛らつな言葉が出そうなので・・・今日はこれでおしまい。関係ないけど読んでくださった方、ごめんなさいね。でも、熱狂的なファンとしては、こんな感情を抱いてしまうんですよね。。
by mydreams_andy | 2007-12-11 21:55 | Angelique | Comments(0)