2007年 10月 06日
マエストロの作品
とき:12月3日(月)~9日(日)
AM11:00~PM7::00(最終日はPM5:00)
場所:中央区銀座7-10-8
第5太陽ビル 1F
新井画廊
.:'☆..:*:・゜.:'☆.:'☆..:*:・゜.:'☆.:'☆..:*:・゜.:'☆.:'☆..:*:・゜マイミクの切り絵師俊寛さんから戴いた作品の絵葉書を見て、「あ~、このマエストロの作品持ってるわ~」と言うのがありました。
俊寛さんは、「イタリアの職人達」というテーマで10月に名古屋、12月に東京で個展を開かれるそうです(東京の詳細が判ったら、またご紹介させていただきますね)
で・・・作品を絵葉書にしたものの一部がこちら。
で・・・偶然にも私が持っているものは2つありました。
まず・・・1つめ。手袋です。
フィレンツェのポンテ・ヴェッキオのたもとにお店があるのですが、「Madova(マドヴァ)」という名前の手袋屋さんです。
3年前の2004年2月にお店を訪ねて購入して来ました。
手首までの普通の長さのではなく、もう少し長い手袋は、最近では少しずつ見かけるようになりましたが、当時は東京でも皆無と言ってもいいほどで・・・。イタリアに行ったら間違いなくあると判っていたので、購入して来ました。
外は子羊の革で、中側はカシミヤの裏なので、とても暖かです。
このお店の人は凄いんです!手袋はサイズがあるのですが、頼むと「手を見せて」と言うのです。で・・・見ただけでジャストサイズが判るんです。ビックリ!!で、最初は革なのでピチピチでも、徐々に馴染んでくるから少しきつめに感じるジャストサイズでいいそうなんです。肘を乗せるクッションの上に肘をつくと、新しい手袋をはめてくれるのです。この時は黒と地味なものを買ってきましたが、次回はちょっときれいな色の手袋を買って来ようかなぁと考えています。最近プ○ンタ○等でも購入できますが、値段が「!!」ってほど高く売られています(^^;これなんか、7000円でおつりが来た記憶があるんですけどね・・・
で、こちらがお店のタグ。何故か英語表示。。
2つめは、革細工の小銭入れです。
フィレンツェの「IL BUSETTO(イル・ブセット)」と言う革細工のお店です。ここは大雑把な地図といい加減な情報しか手元になかったのですが、なんとか訪ね歩いて行って来たのです。母がなんかの本で見て、「どうしてもココのが欲しいので(何が何でも)探して買ってきましょ!」と言い張ったのでした。結果として行って良かったですけどね(^^)
ころんとした形をしています。残念ながら、赤の小銭入れは一番小さいのしかなかったのですが、赤2つ、黒と茶を各1つずつ購入して来ました。
裏には、マエストロの名前「Giusepe Fanara(ジュゼッペ・ファナーラ) FIRENZE(フェイレンツェ)」と刻印が入っています。
アップの画像はこちら。
こんな風に名前が入っているなんて、作品への情熱と愛情もさることながら、揺るぎない自信と誇りを感じます。
夕方、訪ねたときは他にお客さんが居なくて、作りかけの小銭入れや他の作品やら、名前の金型も見せてくださいました。日本にもたまに行くんだよ、とか、日本のお客さんが送ってくれたんだと、日本酒を見せてくださったり・・・(「日本酒は美味い!」とのことでした)
このように蓋の部分に中身を出して、使うのです。機能的で便利でしょ?
開ける時は、右端のベロの部分を摘んで(下の写真のように)開けるのです。
マエストロ達の競演!
ヨーロッパの職人さんの仕事は、細やかさに加えて、おしゃれさが魅力ですね♪
この形、使いやすいし、かわいいですよね!でも勿体なくてなかなか使えなくて・・・(^^;ホント、ヨーロッパの職人さんの仕事は「おしゃれさ」が魅力的ですよね!