機長の技

機長の技_f0033598_0181634.gif今日、高知空港でANAの胴体着陸がありましたね。無事に着陸できて何よりでした。機長はまだ36歳という若さでありながら、理想の着陸が出来たそうで・・・凄い技を持っている人ですね。

私は、悪天候など凄い条件で乗ったことは無いのですが、両親はあります。数年前、北海道へ旅行した際に、帰って来る日に台風が東日本を直撃したのです。千歳から立つ最後の飛行機に乗り込んだそうですが、羽田に近づくにつれ、風雨は益々激しくなり・・・。当然です。そのとき最も関東に近づいていたのですから。

母は(変に肝が据わっている人なので)機長の腕を信じて、なんとも思ってなかったそうですが、機内は大騒ぎだったそうです。そこへ・・・機長のアナウンス。「自分の技術と経験によって100%安全に着陸できることを保障します」と言い切ったそうです。

そして、その言葉通りの滑らかな着陸だったそうです。雨にもかかわらず、スリップしてオーバーランも無く・・・。

帰宅した母から話を聞いて、「う~ん、そういうパイロットを目の前で見たら、惚れちゃうかもね~!」って思いましたね~(^^;


ところで・・・あちこち旅をしていると当然飛行機に乗りますが・・・ANAやJALの国際線の機長の場合、着陸は物凄くスムーズですねぇ。あまりの衝撃の少なさに目が覚めない(^^;

インドへ行ったときは、エベレストが見えたときはアナウンスが入り、お客がエベレストを見るために片方にかなり偏ったのですが、本当はそういうことは機長が余程の自信がない限り、体勢を水平に維持するのが大変だそうです。あえてそれをアナウンスしたのですから、余程の自信があったんでしょうね。

ベテランになると、睡眠時間中、機体の後方から、たった一人でも歩いてくるCAの動きが判るそうです。それも凄い感覚ですねぇ。


話がズレましたけど、イタリア人のパイロットのアリタリアは、まぁまぁ。ドイツ人のルフトハンザは強引な離陸だったけど、着陸はGoo!ガルーダは時間に正確なことだけが取り柄で・・・

最悪は中国の航空会社。どこもハッキリ言って下手っぴです(>_<)
今回の機長の爪の垢でも煎じて飲ませたいくらいです・・・
by mydreams_andy | 2007-03-14 00:19 | その他