2006年 06月 08日
習い事
何日か過ぎしまいましたが、芸事は6歳の6月6日から始めると上達すると言われています。茶道の宗家でもその習慣は守られているようですが、それ以外の芸事では、もっと前から始められているようです。「鉄は熱いうちから・・・」なのか「三つ子の魂・・・」なのでしょうかね?
ということで・・・今日は私の習い事について、語らせていただこうと思います。
私は、子供の頃は琴(山田流)を習っていました。ピアノとかには見向きもしなかったそうで、自分でやりたいと言い出したそうですが、TVでも見たのでしょうか?当の本人は大昔過ぎて記憶にございません(^^;
琴の楽譜は洋楽と違って漢字です。小学校に上がる前から始めた(ってことは6歳前ですね)ので、もちろん漢字なんて読めません。見て聞いて身体で覚えたようです。習い始めて引っ越してもその先生の元へは通っていたのですが、中学に入る前に止めてしまいました。当時は他の路線は多いのに、乗るバスの路線は本数が少なかったので、帰宅の遅くなる中学生では通うのが難しくなってしまったのです。
中学時代は帰宅部だった私は特に何もしなかったのですが、恥ずかしながらカナヅチだったので母の友人の水泳の先生に泳ぎを習い、カナヅチから卒業しました。(バタフライ以外は泳げます)
高校でまた部活で琴に手を染めましたが、本格的には至りませんでした。
その後、短大に入ると同時に茶道を習い始めました。きっかけは母の知人にお茶の先生がいたこと、お稽古では美味しい和菓子が食べられること、行儀作法が身に付くこと・・・だったでしょうか。これは社会人になっても続け、14年ほど習いました。
好きだったこともあり、古典や歴史の知識、陶磁器や漆器などの道具を見る目、季節感、味覚を沢山身に付けたと思います。(まだまだ、全然知識は足りませんが)茶道は色んな段階の資格がありますので、いわゆる名取(家元から名前を戴く)までは意地でも続けようと思って習っていました。
人間、目標があると違うんですよねぇ。でも、私の場合、それを達成してしまうとしぼんでしまうようで・・・(^^;
お稽古で土曜日の午後の殆どを費やしてしまっていたので、他にも世界を拡げたいと思って、茶道は一時中断しました。歳をとってからも、始められますのでね。
茶道を習っていた途中からテニスも始めました。その後、ずーっと続いています(いつまで続くやら?)。
2004年の春から英語(それも間もなく終了します)、秋からはイタリア語も始めました。語学の勉強は、記憶力の低下が進み、思うように進歩していません。う~~~~!
こうやって改めて振り返ると、色々とやってきたなぁと思います。
多分、私は一生、なんらかの習い事をし続けると思います。自分の知的好奇心を満たすためでもあり、友人関係など世間を広めるためでありますので。