2013年 07月 28日
南ア カーステンボッシュ植物園
7月の南アフリカは、冬で花が少ない時期でもあり、南アフリカ共和国の国の花であるキング・プロテアの季節ではなかったのですが、日本では温室で咲かせたりしている植物が、普通に自然のままの環境(=温室は無い)で見ることが出来る植物園なのです。
かつて、ここは、あのダイヤモンドの会社のデビアスが所有していたとか・・・南アフリカはダイヤモンドの産地としても有名ですからねぇ。
入り口です。
入ってすぐのところから・・・こんな風に山の中に植物園が出来ているのです。
こんな風に気持ちのよい原っぱが広がっています。先のほうにはホロホロ鳥が普通に遊んでいました。
山麓に広がる公園なので、所々このように眺めのいいポイントがあります。下界?は朝のうちは雲が広がっていました。
この岩山は、テーブル・マウンテンに繋がる岩山です。
こんな風に、うっそうと茂る小道もあります。
シルバー・リーフの樹です。月明かりの中で見たら、もっと銀色に光り輝いて見えるんでしょうね。
これは、「エリカ」の一種です。
ピンク色の可愛らしい花です。日本だとスズラン型の花が多く見られますが、ここのは形も違っています。
プロテアの仲間のピンクッションです。
太陽の光で、葉が透けていて、キレイだったので思わずパチリ。
日の当たらないところで咲いていた花ならば、状態がよく判りますね。
これもピンクッション
パンダの大きさと比べると、大体の大きさが判るかな?(すみません、同じパンダを持っている人ならば大きさが判るのですが・・・)
産毛がいっぱいです。
ガーデニア・ツンベルギアの実が沢山。これは南アフリカ原産のクチナシの1種です。成長が遅いので、この樹でも樹齢は35年は経っているそうです。
ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)です。
日本では、温室の花で、切花として売られていますね。
ゴクラクチョウカの中でも特殊なのがあります。その名も「マンデラズ・ゴールド」南アフリカだけにしかないとか?
通常は、オレンジのところが、黄色いのが特徴です。
この花の株は、マンデラ元大統領が植えたものだそうです。
マンデラ元大統領の胸像が建っていました。
私が訪れた7月中旬は、マンデラ氏は危篤で生死の境目を彷徨っていました。今は大分回復されたとの情報も入ってきていて、無事に95歳の誕生日を迎えられたようです。
あの忌まわしきアパルトヘイト体制を平和的に終結させて新しい民主的な南アフリカの礎を築いた功績により、ノーベル平和賞を受賞しています。
ちょっと駆け足気味?で公園内を散策しました。景色もキレイだし、遊歩道やトイレなども整備されていて、花も色々で、私だったら1日居ても飽きないかなぁ?って思えた場所でした。
さて・・・次は、喜望峰へ向かう途中のボルダーズ・ビーチに向かいます。